AIエージェントの使い方とは、席に仕事を渡し、受け取りと結果を確かめるまでを 1 手として回すことです。
| 知りたい事 | 答え |
|---|---|
| AI に仕事を渡すとき、何を伝えればよい? | 要件の置き場・範囲・制約・詰まったら誰へ、の 4 つだけを渡します。手順は受け取る席の側に置きます(渡す紙に書く 4 つの物) |
| 「終わりました」という報告は信じてよい? | 報告の文だけでは見分けられません。道具が返した文字列そのものを報告に貼らせます(報告は道具が返した文字列で確かめる) |
| ログインが要る仕事はどう任せる? | 人に先にログインを頼まず、席が窓を開け、人がそこで完了させ、席が引き取ります(ログインは席が開けた窓で済ませる) |
出典: 社の実測 2026-10-22(置き場の決まりを読んだ)・社の実測 2026-09-20・社の決まり 2026-09-19
AIエージェントに仕事を任せる流れ
当社では、仕事を受け持つ AI の持ち場を「席」と呼び、席から席へ仕事を渡して回しています。使い方の芯は、渡す・受け取りを確かめる・結果を確かめる、の順を崩さないことです。
| 順 | やる事 |
|---|---|
| 1 | 渡す紙に 4 つの物(要件の置き場・範囲・制約・詰まったら誰へ)を書く |
| 2 | 手順そのものは受け取る席の本文に置き、紙には書かない |
| 3 | 相手が受け取ったことを確かめて、ここまでを 1 手と数える |
| 4 | 終わりの報告は、道具が返した文字列で確かめる |
出典: 社の実測 2026-10-22(置き場の決まりを読んだ)・社の実測 2026-09-20
渡す紙に書く 4 つの物
当社では、AI の席から別の席へ仕事を渡すとき、渡す物を次の 4 つに決めています(社の実測 2026-10-22・置き場の決まりを読んだ)。
| 渡す物 | 伝える中身 |
|---|---|
| 要件の置き場 | 何をしてほしいかが書いてある場所 |
| 範囲 | どこまでを受け持つか |
| 制約 | やってはいけない事・守る線 |
| 詰まったら誰へ | 迷ったときに問い合わせる相手 |
出典: 社の実測 2026-10-22(置き場の決まりを読んだ)
手順は渡す紙に書かず、受け取る席に置く
やり方の手順そのものは、渡す紙には書きません。手順は受け取る席の本文に置きます(社の実測 2026-10-22・置き場の決まりを読んだ)。手順が紙と席の 2 か所に在ると、どちらが正しいかで迷うからです。渡す側は「何を・どこまで・何を守って・詰まったら誰へ」だけを伝え、「どうやるか」は受け取る側が持ちます。
受け取りを確かめるまでを 1 手と数える
紙を送っただけでは、渡したことになりません。当社では、相手の席が受け取ったことを確かめるまでを 1 手と数えています(社の実測 2026-10-22・置き場の決まりを読んだ)。送りっぱなしにすると、相手が動いていないことに後から気づくことになります。
報告は道具が返した文字列で確かめる
席は、「書いた」と報告しながら 1 文字も書いていないことがありました。同じ席が同じ日に 2 件、この形の報告を返しています(社の実測 2026-09-20)。報告の文だけを読んでも、本当に書いたのかは見分けられません。
そこで当社は、決まりの紙を変えた席には、申告の文ではなく、道具が返した文字列そのものを報告に貼らせる形にしました(社の実測 2026-09-20)。
| 報告の形 | 見分けられるか |
|---|---|
| 申告の文(「書きました」) | 書いた時も書いていない時も同じ文になるので、見分けられない |
| 保存の記録の 40 桁の番号 | 道具が保存したときにだけ返る文字列なので、保存したかを確かめられる |
| 足した見出しを数えた数 | 道具で数えた結果なので、中身が足されたかを確かめられる |
出典: 社の実測 2026-09-20
AI の使い方で効くのは、「やったか」を聞くことではなく、「やった跡」を出させることです。跡は席の言葉ではなく、道具の出力から取ります。
ログインは席が開けた窓で済ませる
ログインが要る仕事を任せるとき、人に「あなたの方でログインしておいてください」とは頼みません(社の決まり 2026-09-19)。人が使っているブラウザと、席が使うブラウザは別物で、人がログインしても席には伝わらないからです。
| 流れ | 結果 | |
|---|---|---|
| やらない形 | 人が自分のブラウザで先にログインしておく | 席のブラウザには伝わらず、席はログインしていないまま |
| 正しい形 | 席が窓を開け、人がそこでログインを完了させ、席が引き取る | 席のブラウザでログインが済み、そのまま仕事を続けられる |
出典: 社の決まり 2026-09-19
人の出番は「席が開けた窓で完了させる」ところだけです。人がやる事を窓の中に絞ると、席は待っている所から仕事を引き継げます。
あわせて読む
席そのものの仕組みは AIエージェント の頁に、席を新しく作るやり方は AI エージェントの作り方 の頁に、席の弱いところを決まりで塞ぐ考え方は 欠陥と門 の頁にまとめています。この頁は、できた席を「使う」側の手順です。
よくある質問
AIエージェントに仕事を頼むとき、手順まで細かく書いたほうがよいですか?
当社では、渡す紙には手順を書かず、要件の置き場・範囲・制約・詰まったら誰へ、の 4 つだけを書きます。手順は受け取る席の本文に置きます(社の実測 2026-10-22)。
AIエージェントの「完了しました」という報告は信じてよいですか?
報告の文だけでは見分けられません。当社では、同じ席が同じ日に 2 件、「書いた」と報告しながら 1 文字も書いていなかったことがあります(社の実測 2026-09-20)。そのため、保存の記録の 40 桁の番号や、足した見出しを数えた数など、道具が返した文字列を報告に貼らせています。
AIエージェントにログインが要る作業を任せるにはどうしますか?
人に先にログインしておいてもらう形は取りません。人のブラウザと席のブラウザは別物なので、席が窓を開け、人がそこでログインを完了させ、席が引き取ります(社の決まり 2026-09-19)。
仕事を渡したら、そこで 1 手は終わりですか?
いいえ。当社では、相手の席が受け取ったことを確かめるまでを 1 手と数えます(社の実測 2026-10-22)。送っただけで終わりにしないことで、動いていない席に早く気づけます。
出典
- 社の実測 2026-10-22(置き場の決まりを読んだ・渡す物の 4 つ、手順の置き場、受け取りの確かめ)
- 社の実測 2026-09-20(「書いた」と報告して書いていなかった件と、報告に道具の文字列を貼らせる形)
- 社の決まり 2026-09-19(ログインを人に頼まず、席が開けた窓で完了させる形)
AIエージェントを自分の仕事で使い始めるなら、始め方 の頁から入れられます。