MiniMax API とは、MiniMax の音声合成や声のクローンを、鍵を付けた HTTP の要求で呼び出す口です。
- 声を作る口(T2A)・声のクローンの口・声の一覧と削除の口と、それぞれの要点
- MiniMax MCP(minimax tts の口)で AI の席に声を作らせる形と、起動しない時の切り分け
- 当社が上限(エラーコード 1002)を自分の口座で測った手順と、声の枠・残高切れ(1008)で止まった時の直し方
MiniMax API の口と鍵
鍵は MiniMax の画面の Account Management > API Keys で出し、要求の Authorization の欄に Bearer を付けて送ります(T2A の API の頁・2026-10-28 に見た)。声まわりでよく使う口は次の 4 つです。
| 口 | 住所 | 要点 |
|---|---|---|
| 音声合成(T2A) | POST https://api.minimax.io/v1/t2a_v2 | model と text が要る。文章は 10,000 字未満。3,000 字を超えるなら流す形(ストリーミング)を勧める。声は voice_setting の voice_id で選ぶ。返りは既定で hex(output_format で url も選べ、url は 24 時間有効) |
| 声のクローン | POST https://api.minimax.io/v1/voice_clone | 先にファイルの口へ元の音声を上げて file_id を受け取り、それと自分で決めた voice_id を渡す |
| 声の一覧 | POST https://api.minimax.io/v1/get_voice | voice_type に system・voice_cloning・voice_generation・all を選ぶ。クローンの声は、一度合成に使った後に一覧に出る |
| 声の削除 | POST /v1/delete_voice | 消せるのはクローンの声と、文章から作った声だけ。消した voice_id は使い直せない |
出典: T2A HTTP・Voice Clone(手引き)・Get Voice・Delete Voice(どれも 2026-10-28 に見た)。
T2A の model には speech-2.8-hd・speech-2.8-turbo・speech-2.6-hd・speech-2.6-turbo・speech-02-hd・speech-02-turbo・speech-01-hd・speech-01-turbo が並んでいます。成功かどうかは HTTP の番号ではなく、応答の base_resp.status_code が 0 かどうかで見ます(T2A HTTP・2026-10-28 に見た)。この「中の番号を読む」が、下の 3 つの詰まりのどれにも効きます。
料金の形
| 物 | 料金 | かかる時 |
|---|---|---|
| T2A(speech-2.8-hd) | 100 万字あたり 100 ドル | 合成した字数に応じて |
| T2A(speech-2.8-turbo) | 100 万字あたり 60 ドル | 合成した字数に応じて |
| 声のクローン(Rapid Voice Cloning) | 1 声 1.5 ドル | クローンした時ではなく、その声で最初に合成した時 |
| 文章から作る声(Voice Design) | 1 声 3 ドル | 作った時ではなく、その声で最初に合成した時 |
出典: Pricing Overview(2026-10-28 に見た)。使った分は口座の残高から引かれ、残高は Recharge の頁で足します(同じ頁)。
声のクローンを作る手順と、声の枠
公式の手引きの順は次の通りです(Voice Clone・2026-10-28 に見た)。
- 元の音声を
https://api.minimax.io/v1/files/uploadへpurposeをvoice_cloneにして上げ、file_idを受け取る。mp3・m4a・wav で、10 秒〜5 分、20 MB まで - (任意)手本の音声を
purposeをprompt_audioにして上げる。8 秒未満・20 MB まで。似せる質を上げるため /v1/voice_cloneに、元のfile_id・自分で決めたvoice_id・手本の音声と文・試しの文・modelを渡す- できた
voice_idを T2A に渡して話させる
クローンの声は、7 日のうちに使わないと消される、と公式の API の頁にあります(Voice Clone(API)・2026-10-28 に見た)。作ったらすぐ一度合成に使います。
社の記録: 声の枠 11 本が満杯で、新しい声を作れなかった
当社が声のクローンを作ろうとした時、口座の声の枠 11 本が満杯で作れませんでした。調べると、11 本のうち実際に使っていたのは 1 本だけで、残り 10 本はコードからも鍵の保管庫からも、どこからも参照されていませんでした(社の実測 2026-10-06)。使っていない古い声を 1 本消して枠を空けました(社の実測 2026-10-06)。
公式のエラーコードの表にも、2052「insufficient voice slot」(声の枠が足りない)があり、直し方は「上の契約へ上げるか、作ったクローンの声を消す」です(Error Codes・2026-10-28 に見た)。消すと同じ voice_id は使い直せないので、当社は「どこからも参照されていない」を確かめてから 1 本だけ消しました。手順は、get_voice で枠の中の声を出す → 声ごとにコードと鍵の保管庫を探す → 参照の無い物から消す、の順です。
上限(1002)は自分の口座で撃って測る
公式の Rate Limits の頁では、T2A(speech-2.8・2.6・02 の turbo/hd)の上限は 1 分あたり 60 回(RPM)、声のクローンも 60、Voice Design は 20 と並んでいます。上限を上げたい時は、MiniMax の業務の窓口へメールで頼む形だと書かれています(Rate Limits・2026-10-28 に見た)。上限を超えた時の番号は 1002「rate limit」で、直し方は「間を空けて撃ち直す」です(Error Codes・2026-10-28 に見た)。
ただ、当社の口座で撃って返った境目は、この表の数字とは違いました。表の数字をそのまま設計に使わず、自分の口座で撃って測る事を勧めます。
| 撃ち方 | 成功 | 1002 | 1002 が返り始めた所 |
|---|---|---|---|
| 40 回を間なしで撃つ | 13 | 27 | 12 回目から |
| 22 回で撃ち直す | — | — | 12 回目から(境目は同じ) |
出典: 社の実測 2026-09-20(当社が作った「声で話すアプリ」の読み上げが連続で落ちた原因を測った時の T2A の撃ち方と結果)。40 回のうち成功 13・1002 が 27 で、この測りから、当社の口座の T2A の毎分の上限は約 12〜13 回と読みました(社の実測 2026-09-20)。
1002 を読み捨てると、別の失敗に見える
測る前、当社のアプリは 1002 を読み捨てていて、利用者には「音声を返しませんでした」という別の失敗に見えていました。上限に当たっているのに、声の生成が壊れているように見えていた事になります。1002(上限)をそのまま出すように直しました(社の実測 2026-09-20)。base_resp.status_code を読まずに「音声が空かどうか」だけで判断すると、同じ取り違えが起きます。
呼び出しを束ねて、天井を数で持つ
1 往復で撃っていた呼び出しを 12 本から 3 本に束ねたので、普通の通話では落ちなくなりました。ただし毎分 12 回 ÷ 1 往復 3 本で、全体で 1 分に約 4 往復が天井で、ぎりぎりです(社の実測 2026-09-20)。そこで天井に近づいたかを見る計器を本番に出し、実際の通話で 1 分あたりの上流への呼び出しを数えました。測った時は 1 分に 2 本で、天井 12 の 0.17 でした(社の実測 2026-09-21)。
まとめると、API を使う側の扱いは「撃って境目を測る → 1002 をそのまま見えるようにする → 1 往復の本数を減らす → 本番で 1 分の本数を数え続ける」の順です。声で話すアプリを席に作らせた全体の記録は AI アプリ開発 の頁に書いています。
残高切れ(1008)は 502 に化けて見える
当社の別のアプリの読み上げが 502 を返していました。原因は MiniMax の残高切れで、返っていたのはエラーコード 1008「insufficient balance」でした。7 日で成功 1 回・502 が 6 回で、前の版から起きていたので、コードの退行ではありませんでした(社の実測 2026-10-21)。公式の表でも 1008 は「insufficient balance」で、直し方は「口座の残高を確かめる」です(Error Codes・2026-10-28 に見た)。
口座に入金して自動の補充を入れた後、本番で読み上げを撃つと、HTTP 200・audio/mpeg・5.07 秒の音声が返り、残高切れのログはそれ以降 0 件になりました(社の実測 2026-10-22)。アプリが 502 しか出していないと、上の 1002 と同じく原因が隠れます。「直した版で出始めたか、前から出ていたか」を先に数えると、コードを疑う回り道を省けます。
MiniMax MCP で AI の席に声を作らせる
MiniMax は公式の MCP サーバーを、Python(uvx minimax-mcp)と JavaScript(npx -y minimax-mcp-js)の 2 つの形で出しています。環境の変数に MINIMAX_API_KEY(鍵)・MINIMAX_API_HOST(例では https://api.minimax.io)・MINIMAX_MCP_BASE_PATH(出した物を置く書き込める場所)を入れます。道具には text_to_audio・list_voices・voice_clone・voice_design などが並びます(MCP の手引き・2026-10-28 に見た)。
当社の AIエージェント の席は、機体に本体を置いて動かす形の口(minimax-tts)で MiniMax を使っています。この口が、席を動かす機体で起動しませんでした。出ていたのは MODULE_NOT_FOUND で、機体に口の本体が無いという意味でした。入れ直すと起動しました(社の実測 2026-10-25)。口が直る前でも、API の鍵で T2A を直接撃てば、1 カット 6.27 秒の声は作れました(社の実測 2026-10-25)。
口が起動しない時に API を直に撃つと、「MiniMax の側」と「機体の側」のどちらが悪いかを切り分けられます。直に撃って声が返るなら、鍵と口座は生きていて、直すのは機体の口の方です。他の MCP の口の一覧は MCP 一覧 にまとめています。
MiniMax の声に HeyGen のアバターを合わせて、話す動画を作る形もあります。アバターの側の作り方は HeyGen の使い方 の頁で扱っています。
返ってきた番号の見分け方
| 番号 | 公式の意味 | 公式の直し方 | 当社で見た形 |
|---|---|---|---|
| 1002 | rate limit | 間を空けて撃ち直す | 12 回目から返った。読み捨てて「音声を返しませんでした」に見えていた(2026-09-20) |
| 1008 | insufficient balance | 残高を確かめる | アプリには 502 として出ていた(2026-10-21) |
| 2052 | insufficient voice slot | 契約を上げるか、クローンの声を消す | 声の枠 11 本が満杯でクローンを作れなかった(2026-10-06) |
| 1004 | not authorized など | 鍵が正しく生きているか確かめる | — |
| 1039 | token limit | 間を空けて撃ち直す | — |
| 2054 | voice id not exist | voice_id を確かめる | — |
出典: Error Codes(2026-10-28 に見た)・社の実測 2026-09-20/2026-10-06/2026-10-21。
よくある質問
MiniMax API で音声合成を使うには何が要りますか?
MiniMax の画面の Account Management > API Keys で出した鍵と、口座の残高です。POST https://api.minimax.io/v1/t2a_v2 に model と text(10,000 字未満)と voice_id を送ると声が返ります(T2A HTTP・2026-10-28 に見た)。残高が切れると 1008 が返ります。
MiniMax TTS の上限はどれくらいですか?
公式の Rate Limits の頁では T2A は 1 分あたり 60 回です(Rate Limits・2026-10-28 に見た)。ただし当社の口座で 40 回を間なしで撃つと 12 回目から 1002 が返り、毎分の上限は約 12〜13 回でした(社の実測 2026-09-20)。自分の口座で撃って境目を測ってから設計します。
MiniMax の声のクローンが作れない時はどうしますか?
2052「insufficient voice slot」なら声の枠が満杯です。公式の直し方は、契約を上げるか、作ったクローンの声を消す事です(Error Codes・2026-10-28 に見た)。当社は枠 11 本のうち 10 本がどこからも参照されていないのを確かめ、古い声を 1 本消して空けました。消した voice_id は使い直せません(社の実測 2026-10-06)。
MiniMax MCP が起動しない時は何を見ればいいですか?
MODULE_NOT_FOUND なら、機体に口の本体が入っていません。当社は入れ直して起動しました(社の実測 2026-10-25)。その間も、API の鍵で T2A を直接撃てば声は作れたので、直に撃って返るかで「機体の側か MiniMax の側か」を切り分けられます。
出典
- MiniMax API Docs「T2A HTTP」 https://platform.minimax.io/docs/api-reference/speech-t2a-http(2026-10-28 に見た・音声合成の口の住所・鍵の送り方・model の並び・字数・返りの形・base_resp)
- MiniMax API Docs「Error Codes」 https://platform.minimax.io/docs/api-reference/errorcode(2026-10-28 に見た・1002/1004/1008/1039/2052/2054 の意味と直し方)
- MiniMax API Docs「Rate Limits」 https://platform.minimax.io/docs/guides/rate-limits(2026-10-28 に見た・RPM の意味・T2A/声のクローン/Voice Design の上限・上限を上げる窓口)
- MiniMax API Docs「Voice Clone」(手引き) https://platform.minimax.io/docs/guides/speech-voice-clone(2026-10-28 に見た・クローンの手順・音声の条件)
- MiniMax API Docs「Voice Clone」(API) https://platform.minimax.io/docs/api-reference/voice-cloning-clone(2026-10-28 に見た・7 日使わないクローンの声は消される)
- MiniMax API Docs「Get Voice」 https://platform.minimax.io/docs/api-reference/voice-management-get(2026-10-28 に見た・声の一覧の口と voice_type)
- MiniMax API Docs「Delete Voice」 https://platform.minimax.io/docs/api-reference/voice-management-delete(2026-10-28 に見た・消せる声の種類・消した voice_id は使い直せない)
- MiniMax API Docs「Pricing Overview」 https://platform.minimax.io/docs/guides/pricing(2026-10-28 に見た・T2A と声の料金・残高からの支払い)
- MiniMax API Docs「Introduction to the Model Context Protocol (MCP)」 https://platform.minimax.io/docs/guides/mcp-guide(2026-10-28 に見た・公式の MCP の入れ方・環境の変数・道具の並び)
- 社の実測 2026-09-20(当社が作った声で話すアプリでの T2A の上限の測り・1002 の扱いの直し・呼び出しの束ね)
- 社の実測 2026-09-21(本番の計器での 1 分あたりの上流の呼び出しの数え)
- 社の実測 2026-10-06(声の枠が満杯の件・参照の確かめと 1 本の削除)
- 社の実測 2026-10-21/2026-10-22(当社の別のアプリの 502 と 1008・入金と自動の補充の後の本番の確かめ)
- 社の実測 2026-10-25(席の機体での minimax-tts の口の起動と入れ直し・API の鍵での直接の合成)