Claude Code の設定とは、使うモデル・許可・答える言語などの動き方を、JSON の設定ファイルに書いて決める仕組みです。

知りたい事答え
設定ファイルはどこに書く?自分のすべての案件に効かせるならホームの ~/.claude/settings.json、チームで揃えるなら案件の .claude/settings.json。同じ項目が何か所かに在れば、組織の管理設定がいちばん強い(どれが勝つか)
日本語で答えさせるには?設定ファイルに "language": "japanese" の 1 行を書く(日本語で答えさせる 1 行)
何台も回すとき、どこに 1 行置けば全部に効く?当社は、世代で変わるモデル名を各機体のホームの ~/.claude/settings.json の 1 行だけに置き、ほかの所では最新を指す別名(opus など)だけを使う(モデル名を 1 行だけに置く)

出典: https://code.claude.com/docs/en/settings・https://code.claude.com/docs/en/settings-reference(2026-10-24 に見た)・社の実測 2026-09-03(モデル名の置き場)

入れた直後は、設定ファイルは 1 枚も無い

Claude Code を入れただけでは、設定ファイルは作られません。ホームの ~/.claude/settings.json は、/config の画面で好み(見た目の色など)を初めて変えた時に Claude Code が書きます。案件の .claude/settings.local.json は、許可を聞かれて「今後は聞かない」を選んだ時に作られます(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。入れ方そのものは Claude Code の使い方 の頁に任せ、ここでは入れた後の設定だけを扱います。

手で書くときは、厳しい JSON として書きます。// の注釈や、末尾の余分なカンマは書式の誤りになり、次の起動で「Settings Error」と出ます。先頭に "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json" を置くと、VS Code などで項目名の補完と書式の確かめが効きます(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

VS Code の対話の枠と、デスクトップのアプリでは /config は開きません。そこでは設定ファイルを直接書きます(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

同じ項目が何か所かに在るとき、どれが勝つか

設定ファイルの置き場は、ユーザー(ホーム)・案件で共有・案件の手元だけ・組織の管理設定の 4 つです。置き場ごとの効く範囲は Claude Code hooks の頁の表にまとめたので、ここでは「同じ項目を 2 か所に書いたら、どちらの値で動くか」を並べます(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

強い順どこに書いた値か覚えておく事
1組織の管理設定(managed-settings.json・MDM・claude.ai の管理画面から配る設定)自分のファイルにも --settings にも負けない
2起動の時に --settings で渡した JSONその回だけ。ファイルには残らない
3案件の .claude/settings.local.json自分だけの上書き。チームの値を自分の席だけ変えたい時に使う
4案件の .claude/settings.jsongit に入れればチーム全員に届く
5ホームの ~/.claude/settings.jsonその機体のすべての案件に効くが、いちばん弱い

出典: https://code.claude.com/docs/en/settings(2026-10-24 に見た・Settings precedence の節)

ただし permissions.allow のような並びの項目は、どれか 1 つを選ぶのではなく、各ファイルの分を足し合わせます。また、殻の環境変数は上の段には入らず、項目ごとに決まります。たとえば殻で ANTHROPIC_MODEL を書き出していると、どのファイルの model よりもそちらが勝ちます(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

組織の管理設定に model を書いても、それは「始めの既定」で、鍵ではありません。選べるモデルを縛るのは availableModels と deniedModels です(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

日本語で答えさせる 1 行

答えを英語以外にしたいときは、設定ファイルに language を書きます。決まった言語の一覧は無く、書いた値がそのまま「いつもこの言語で答える」という指示として Claude に渡ります。値は確かめられないので、綴りを間違えてもエラーにならず、そのまま届きます(公式の設定の一覧・2026-10-24 に見た)。

{
  "language": "japanese"
}

この値は、音声の書き取りの言語と、自動で付く会話の題の言語にも使われます。どの置き場のファイルにも書けるので、自分だけならホーム、チーム全員なら案件の .claude/settings.json に置きます(公式の設定の一覧・2026-10-24 に見た)。

当社の形: 世代で変わるモデル名は、ホームの 1 行だけに置く

当社は Claude Code の席を何台もの機体で回しています。そこで起きたのが、新しい世代のモデルが出ても、監督の席が古い世代のまま回っていた事です。モデル名を、版の番号が入った世代つきの名前のまま、指示書・引き継ぎの紙・コードの中に書いていたのがわけでした(社の実測 2026-09-03)。

公式の説明でも、opus などの別名は「その時のおすすめの版」を指して時とともに更新され、版を止めたいときだけ版の名前をそのまま書く、とされています(公式のモデルの設定の説明・2026-10-24 に見た)。世代つきの名前をあちこちに書くと、世代が変わるたびに書いた所を全部探して直すことになり、1 か所でも漏れればその席だけ古いまま動きます。

決めた置き分け

書く物当社の置き場書く名前
世代で変わるモデル名各機体のホームの ~/.claude/settings.json の model の 1 行だけこの 1 行にだけ置く
指示書・引き継ぎの紙・コードそれぞれの所最新を指す別名(opus など)だけ。世代つきの名前は書かない
新しい世代が出た時の手番―費用の比を 1 回実測して決める、だけ

出典: 社の実測 2026-09-03(モデル名の置き場と、新しい世代が出た時の手番)

こうすると、新しい世代が出た時に当社がやる事は、費用の比を 1 回実測して決める事だけになります(社の実測 2026-09-03)。指示書やコードを探して回る手番が無くなりました。

いまの機体の 1 行

今この席を回している機体のホームの settings.json では、model の行は次のとおりです(社の実測 2026-10-24)。

{
  "model": "opus[1m]"
}

opus は最新の Opus を指す別名で、末尾の [1m] は長い文脈(100 万トークンの文脈の窓)の指定です。別名にも版の名前にも付けられ、別名に付けたときは、その別名が指すモデルに効きます。別名が指すモデルがもとから 100 万トークンの窓を持つ時は、付けても変わりません(公式のモデルの設定の説明・2026-10-24 に見た)。同じファイルには、ほかに env・hooks・statusLine などの項目も入っています(社の実測 2026-10-24)。hook の書き方は Claude Code hooks の頁に任せます。

なぜ組織の管理設定ではなく、ホームなのか

強さで言えば組織の管理設定がいちばん上ですが、そこに書いた model は始めの既定で、選べるモデルを縛る鍵ではありません(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。当社が揃えたかったのは「縛る事」ではなく「世代の名前を書く所を 1 か所にする事」でした。どの案件で起動しても効くのは、ホームの ~/.claude/settings.json です(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。そこで、各機体のホームの 1 行に寄せました(社の実測 2026-09-03)。

既定値は、書いて上書きしないと戻る

当社で分かったのは、既定値は書いて上書きしておかないと戻る、という事です。その回だけ変えた物は、次に席を立てた時には元の値で動きます(社の実測 2026-09-10)。公式の説明でも、--settings はその回だけでファイルには書かず、/model の画面で s を押して切り替えた時は、既定として残しません(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

そこで当社は、設定を変えたら、次に席を立てる人が読む紙を同じ時に直す、を決まりにしました(社の実測 2026-09-10)。設定ファイルだけ直して紙が古いままだと、次に立てる人が紙のとおりに古い値を書き戻してしまうからです。

効いたかは /status で見る

書いた設定が読まれたかは、Claude Code の中で /status を開き、「Setting sources」の行で確かめます。この行は読んだファイルの一覧で、どの項目をどのファイルから取ったかまでは出ません。弾かれた項目を見るには claude doctor を使います(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。model は起動の時に 1 度だけ読まれるので、動いている回の途中で書き換えても、その回には届きません。回の途中で変えたいときは /model を使います(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

Claude Code を AI の席として毎日動かす考え方の全体は AIエージェント の頁にまとめています。

よくある質問

Claude Code の設定ファイルはどこにありますか?

自分のすべての案件に効く物はホームの ~/.claude/settings.json、案件ごとの物はその案件の .claude/settings.json と .claude/settings.local.json です。入れただけでは作られず、/config で好みを変えた時や、許可を「今後は聞かない」にした時に作られます(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

Claude Code を日本語で答えさせる設定はありますか?

あります。設定ファイルに "language": "japanese" と書きます。値はそのまま指示として Claude に渡り、確かめられないので、綴りの誤りはエラーにならずにそのまま届きます(公式の設定の一覧・2026-10-24 に見た)。

モデルは版の名前と別名のどちらで書くのがおすすめですか?

版を止めたい理由が無ければ、opus などの別名がおすすめです。別名は時とともに最新の版を指すように更新されます(公式のモデルの設定の説明・2026-10-24 に見た)。当社は、世代つきの名前をあちこちに書いて古い世代のまま回った事があり、世代で変わる名前は各機体のホームの 1 行だけに置き、ほかは別名だけにしました(社の実測 2026-09-03)。

チームの設定を、自分だけ変えられますか?

変えられます。案件の .claude/settings.local.json に同じ項目を書くと、共有の .claude/settings.json より強いので、自分の回だけが変わります。ただし組織の管理設定で決まった項目は、自分のファイルでは変えられません(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。

設定を書いたのに効きません。

まず /status で、そのファイルが読まれたかを見ます。読まれていれば、より強い段の同じ項目か、殻の環境変数が勝っている事があります(公式の設定の説明・2026-10-24 に見た)。当社では、その回だけ変えた値が次の回で元に戻った事があり、変えたら書いて残し、次に立てる人が読む紙も同じ時に直すようにしています(社の実測 2026-09-10)。

出典

  • Claude Code 公式の設定の説明 https://code.claude.com/docs/en/settings(2026-10-24 に見た・置き場・どれが勝つか・並びの項目の足し合わせ・/config・/status・その回だけの変え方)
  • Claude Code 公式の設定の一覧 https://code.claude.com/docs/en/settings-reference(2026-10-24 に見た・language・model・availableModels)
  • Claude Code 公式のモデルの設定の説明 https://code.claude.com/docs/en/model-config(2026-10-24 に見た・別名と版の名前・[1m] の指定)
  • 社の実測 2026-09-03(世代つきのモデル名で古い世代のまま回った事・モデル名をホームの 1 行に置く形・新しい世代が出た時の手番)
  • 社の実測 2026-09-10(既定値は書かないと戻る・紙を同じ時に直す決まり)
  • 社の実測 2026-10-24(機体のホームの settings.json の model の行と、ほかの項目)