Claude Code のアカウント切り替えとは、/logout と /login で、その機体の Claude Code が使う Anthropic のアカウントを入れ替えることです。
- 公式の文書から写した切り替えの手順(
/statusで見る →/logout→/login→/statusで確かめる)と、2 つのアカウントを同時に使う形 - 1 台の機体で何本も席を回している時に切り替えると、走っている席・新しく立てた席・定時に起きる席がそれぞれどう動くか(当社の記録)
- 切り替える前と後に確かめておく事
この頁で「席」と呼ぶのは、端末で立てた Claude Code のひとつの会話のことです。当社は Claude Code を AIエージェント の席として、1 台の機体(パソコン)で何本も同時に回しています。ここで書く記録は、その使い方の中で起きた事です。
アカウントを切り替える手順(公式の文書から)
Claude Code は、Claude の Pro・Max の契約、Teams・Enterprise、Claude Console などのアカウントでログインして使います。初めてのログインの流れは Claude Code の使い方 にまとめています。別のアカウントへ替える時は、会話の中で次の順に打ちます。
| 順 | 打つ物 | すること(公式の説明から) |
|---|---|---|
| 1 | /status | 版・モデル・アカウント・繋がりを見せる。今どのアカウントで入っているかをここで見る。Claude が答えている最中でも使える |
| 2 | /logout | Anthropic のアカウントから出る。最初の起動の設定も戻るので、次に claude を立てた時はログインと設定をやり直す |
| 3 | /login | Anthropic のアカウントに入る。ブラウザが開くので、替えたい先のアカウントで入る。ブラウザが開かない時は c でログインの URL を写せる |
| 4 | /status | 替えた先のアカウントになっているかを確かめる |
出典: 公式のコマンドの頁(/login・/logout・/status)・公式の認証の頁(ログインの流れと /logout)。どちらも 2026-10-26 に開いて確かめた。
ブラウザが別の機体で開いて戻ってこない時(SSH で入っている時など)は、サインインの後にブラウザに出るログインの文字列を、端末の Paste code here if prompted に貼れば終わります(公式の認証の頁・2026-10-26 確認)。
環境変数の鍵があると、/login で替えても戻る
公式の文書には、アカウントの鍵が何か所にもある時にどれを使うかの順が書かれています。ANTHROPIC_API_KEY などの環境変数の鍵は、/login で入ったアカウントより先に使われます。CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN を置いたまま /login すると、今の会話は新しいログインに替わりますが、変数を消すまで、新しい会話のたびに変数の方が読まれます。どれが使われているかは /status で見られます(公式の認証の頁・2026-10-26 確認)。設定の置き場所そのものは Claude Code の設定ファイル の頁にあります。
2 つのアカウントを同時に使う時は、設定の置き場を分ける
仕事用と個人用のように、2 つのアカウントにログインしたままにしたい時は、切り替えずに、アカウントごとに設定の置き場(CLAUDE_CONFIG_DIR)を分けます。置き場ごとに、設定・会話の履歴・ログインが別々に持たれます。公式の例は次の 1 行です(公式の認証の頁・2026-10-26 確認)。
alias claude-work='CLAUDE_CONFIG_DIR=~/.claude-work claude'
macOS では、ログインの鍵は暗号化された保管庫(キーチェーン)に入り、その項目も CLAUDE_CONFIG_DIR ごとに分かれます。逆に言えば、置き場を分けていない機体では、どの席も同じ 1 本の鍵を読みます(公式の認証の頁・2026-10-26 確認)。次の節は、この「1 本の鍵」の機体で切り替えた時の記録です。
1 台で何本も席を回す機体で切り替えると、何が付いてくるか(当社の記録)
当社の機体は置き場を分けず、1 本の鍵の保管庫を全部の席で読む形です(社の実測 2026-09-20)。そこで機体のログインを替えた時、席の種類ごとに動きが分かれました。
| 席の種類 | 切り替えが付いてくるか | 起きた事 |
|---|---|---|
| 切り替えた時に走っていた席 | 付いてこない | 切り替えを自動では読まず、頼みを送り直すと再び上限の表示が出た |
| 切り替えた後に新しく立てた席 | 付いてくる | 切り替え先のアカウントを読んだ |
| 定時に自動で起きる席(アカウントを指定していない物) | 付いてくる | 38 本が、次に起きた時から新しいアカウントで起きた |
| 鍵を渡さない道具で立てた子の席(親の窓が SSH から起きていた) | そもそも鍵が読めない | 4 席が全部 Not logged in で立たなかった |
出典: 社の実測 2026-09-20(走っていた席・新しく立てた席)・社の実測 2026-10-17(定時の席 38 本)・社の実測 2026-10-16(子の席 4 本)
走っている席は、切り替えを読まない
同じ機体の席 10 本が、セッションの上限で止まったことがあります。機体で /login して別のアカウントに切り替えましたが、走っている席は切り替えを自動では読まず、頼みを送り直すと再び上限の表示が出ました(社の実測 2026-09-20)。
席は端末の主なプロセスなので、止めて claude -c で立て直すと、それまでのセッションは消えました。一方、新しく立てた席は切り替え先のアカウントを読みました。機体の鍵の保管庫が 1 本なので、新しく読みに行く席だけが新しい鍵を拾う、という形です(社の実測 2026-09-20)。
もう 1 つ、この時は切り替え先のアカウントも、同じモデルのセッションの上限に当たっていました。切り替えただけでは動かず、替える前に、先のアカウントに残りがあるかを見ておく要があります(社の実測 2026-09-20)。上限がどの単位で尽きるかは 上限で止まった時のコマンド の頁に書いています。
定時に起きる席は、次から新しいアカウントで起きる
機体のログインのアカウントを替えたところ、アカウントを指定していない定時の席 38 本は、次に起きた時から新しいアカウントで起きました(社の実測 2026-10-17)。走っている席と違い、起きるたびに鍵を読み直すので、切り替えが付いてきます。逆に言えば、定時の席を前のアカウントのまま回したい時は、切り替えた時点で全部が移ることを前提に置く要があります。
SSH から起きた窓に立てた席は、鍵の保管庫が読めない
当社で席を立てる道具は、子の席にログインの鍵を渡さない作りで、席が機体の鍵の保管庫(macOS のキーチェーン)を読む前提でした。ところが、席を立てた端末の親の窓が SSH から起きていて保管庫が閉じていたため、立てた 4 席が全部 Not logged in で立ちませんでした。画面(GUI)の側から起きた端末の窓に席を立てる形に直すと、4 席とも通りました(社の実測 2026-10-16)。
公式の文書にも、SSH のセッションではキーチェーンが閉じている場合があることが書かれています(公式の認証の頁・公式のトラブルシューティングの頁・2026-10-26 確認)。アカウントを正しく切り替えても、席がその鍵を読めなければ立ちません。
切り替えの前と後に確かめる事
前: 替える先のアカウントに残りがあるか
上で書いたとおり、切り替え先も同じモデルの上限に当たっていて、切り替えても動かなかった事があります(社の実測 2026-09-20)。替える前に先のアカウントの残りを見ておきます。
後: まだ話しかけていない席に 1 回撃つ
同じ機体の 1 席が Not logged in になった時、他の 4 席が普通に見えたので「その席だけの事」と読みました。ところが、その 4 席はまだ話しかけていなかっただけで、実際には機体のアカウントの認証が落ちて 9 席が止まっていました。認証の失敗は、席が次に頼みを受けた時に初めて出ます(社の実測 2026-09-19)。
そのため、切り替えた後や 1 席がログインで落ちた時は、見た目が普通の席を信じず、まだ話しかけていない席に頼みを撃って、動くかを確かめます(社の実測 2026-09-19)。何本も同時に回す時の席の分け方は Claude Code の並列実行 の頁にまとめています。
どの機体にどの席を置くかは、アカウントとモデルの組み合わせで決める
アカウントごとに使えるモデルが違うので、当社では、どの機体にどの席を置くかを固定の割り振りにせず、アカウントとモデルの組み合わせで決めています(社の決め 2026-09-19)。1 台の機体の席は同じ鍵を読むので、機体のアカウントを替えれば、その機体に置いた席が使えるモデルも一緒に変わります。切り替えは 1 つの席の操作ではなく、その機体に置いた席全部の操作として扱います。
よくある質問
Claude Code でアカウントを切り替えるにはどうすればいいですか?
会話の中で /logout と打ってアカウントから出て、/login で替えたい先のアカウントに入り直します。替わったかは /status で確かめられます(公式のコマンドの頁・2026-10-26 確認)。
仕事用と個人用のアカウントを同時に使えますか?
使えます。アカウントごとに CLAUDE_CONFIG_DIR で設定の置き場を分けると、置き場ごとに別のログインを持てるので、毎回切り替えずに済みます(公式の認証の頁・2026-10-26 確認)。
アカウントを切り替えたのに、開いている会話で上限の表示が消えません。
当社の記録では、走っている席は切り替えを自動では読まず、送り直しても上限の表示が出ました。新しく立てた席は切り替え先を読みました(社の実測 2026-09-20)。なお、立て直しに claude -c を使うと、それまでのセッションは消えました。
切り替えた後に「Not logged in」と出ます。
当社では、SSH から起きた端末の窓に立てた席が、鍵の保管庫(macOS のキーチェーン)を読めずに Not logged in になり、画面の側から起きた窓に立て直して通りました(社の実測 2026-10-16)。1 席だけに見えても、機体のアカウントの認証が落ちていて他の席も止まっていた事があるので、まだ話しかけていない席に 1 回撃って確かめます(社の実測 2026-09-19)。
出典
- Claude Code 公式の認証の頁 https://code.claude.com/docs/ja/authentication(https://docs.claude.com/ja/docs/claude-code/authentication から移る頁・2026-10-26 に開いて確かめた・ログインの流れ・
/logout・複数のアカウント・鍵の保管場所・認証の優先順位) - Claude Code 公式のコマンドの頁 https://code.claude.com/docs/ja/commands(https://docs.claude.com/ja/docs/claude-code/commands から移る頁・2026-10-26 に開いて確かめた・
/login・/logout・/status) - Claude Code 公式のトラブルシューティングの頁 https://code.claude.com/docs/ja/troubleshoot-install(2026-10-26 に開いて確かめた・SSH のセッションでキーチェーンが閉じている場合)
- 社の実測 2026-09-19(1 席の Not logged in と、止まっていた 9 席)
- 社の決め 2026-09-19(席の置き方をアカウントとモデルの組み合わせで決める)
- 社の実測 2026-09-20(席 10 本が上限で止まった時の切り替え)
- 社の実測 2026-10-16(SSH から起きた窓に立てた 4 席)
- 社の実測 2026-10-17(定時の席 38 本)