Claude Code のモデル変更とは、/model や設定ファイルの model の 1 行で、その席が考えるのに使う Claude のモデルを替える事です。

  • モデルの一覧(opus・sonnet・haiku などの別名)と、替え方 4 通りがそれぞれどこまで効くか
  • 今の席が何で動いているかを /status で確かめてから替える理由
  • 監督の席と手の席でモデルを置き分ける形と、その回だけ替えた物が戻る所・切り替えの画面で席が止まる所

当社は Claude Code の席を何台も並べ、監督の席が配り、手の席が作業する形で AIエージェント を毎日回しています。この頁の替え方とモデルの一覧は Anthropic の公式の文書から写し、置き分け方と止まった所は当社の記録から書きます。

モデルの一覧: 版の名前でなく、別名で選ぶ

Claude Code の model には、別名か、版まで入った完全なモデル名のどちらかを書けます。別名を使うと、正確な版の番号を覚えずに選べます(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。

別名公式の説明での向き
opus複雑な推論の作業に、最新の Opus を使う
sonnet日常のコーディングの作業に、最新の Sonnet を使う
haiku単純な作業に、速くて効率のよい Haiku を使う
fableいちばん難しく長く走る作業に、Fable のモデルを使う(どの契約でも既定にはならず、自分で選ぶ)
bestFable が使えれば fable と同じ、使えなければ opus と同じモデル
opus[1m]・sonnet[1m]100 万トークンの文脈の窓で使う(もとからその窓を持つモデルを指すときは変わらない)
opusplanplan モードでは opus、実行では sonnet に自動で切り替える
default別名ではなく、上書きを消して口座の種類ごとの既定に戻す値

出典: https://code.claude.com/docs/ja/model-config(2026-10-26 に見た・「モデルエイリアス」「Fable を使用する」「opusplan モデル設定」の節。docs.claude.com の住所から移った先)

別名が指す版は時とともに更新され、Anthropic の API と、ほかの一部の提供元とでは、同じ別名でも指す版が違う事があります(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。当社がモデル名を別名で 1 行だけに置いている形は Claude Code の設定 の頁に書いたので、ここでは繰り返しません。

替え方 4 通りと、どこまで効くか

モデルを決める所は 4 つあり、同時に書かれていれば上の物が勝ちます。違いは「その回だけか、次に立てても残るか」です(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。

強い順替え方打つ所どこまで効くか
1/model会話の中。/model sonnet のように名前を打つか、名前なしで選ぶ画面を開く画面で Enter(または名前を直接打つ)=今すぐ替わり、ホームの ~/.claude/settings.json に既定として書かれる。画面で s=その回だけ
2claude --model <名前>起動の命令その命令で立てた回だけ
3環境変数 ANTHROPIC_MODEL起動する殻その変数を持って立てた回だけ。ただし殻に書き出したままなら、次の起動でもまたこの値に戻る
4設定ファイルの "model"ホーム・案件・組織の管理の settings.json立て直しても残る

出典: https://code.claude.com/docs/ja/model-config(2026-10-26 に見た・「モデルの設定」「新しいセッションが選択したものとは異なるモデルで開始される」の節)

公式の説明では、ほかに新しい回の始めのモデルだけを決める ANTHROPIC_DEFAULT_MODEL もありますが、上の 4 つのどれかがモデルを決めていれば使われません。また、/model で替えると、メインの会話のモデルを受け継ぐサブエージェントにもその切り替えが及びます(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。

気をつけたいのは、/model の Enter がホームの ~/.claude/settings.json に書く事です。このファイルはその機体のすべての案件に効くので、同じ機体で何席も立てていると、1 席のつもりで選んだモデルが、次に立てる別の席の既定にもなります。違うモデルを同時に別々の端末で回したいときは、/model で替えるのではなく、それぞれ --model をつけて起動するよう公式も勧めています(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。

替える前に、今のモデルを /status で確かめる

今その席が使っているモデルは、会話の中で /status を開くと口座の情報と一緒に出ます。ステータスラインを設定していれば、そこにも出ます(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た「現在のモデルの確認」の節)。起動の時のモデルが、自分の選択ではなく案件の設定か組織の管理設定から来ているときは、起動の時の見出しに、どの設定ファイルで決まったかが出ます(同じ頁)。

当社はこれを、替える前の手番にしています。トークンの使い方を減らす案として「監督の席のモデルを単価の安い方に替える」を測った時、監督の席は既に替わっていて、減る見込みは 0 でした。案は却下しました(社の実測 2026-10-06)。替える案を立てる前に、その席が今何で動いているかを /status で見ていれば、測る手間ごと要りませんでした。

役ごとに置き分ける: 頭の席と手の席

「どのモデルがおすすめか」に、当社は順位を付けません。同じ仕事の中でも、配って判断する席と、手を動かす席とで向くモデルが違うからです。公式の説明でも、opus は複雑な推論、sonnet は日常のコーディング、haiku は単純な作業に向く、と役で書き分けられています(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。選ぶときの物差しは次の 3 つです。

物差し確かめる事見る所
その席の役配って判断する頭の席か、決まった作業をこなす手の席か席の役目(指示書)と、公式の別名の向き
その口座で使えるかそのモデルが、その席を立てる機体の口座で使えるか/model の選ぶ画面と /status
今何で動いているか替える前の今のモデル。既に替わっていれば替える意味は無い/status

出典: https://code.claude.com/docs/ja/model-config(2026-10-26 に見た)・社の決め 2026-09-19(口座ごとに使えるモデルが違う)・社の実測 2026-10-06(替える前に今のモデルを確かめる)

その回だけ替えた席は、立て直すと戻る

当社は艦隊の監督の席 1 つだけを /model で別のモデルに替え、他の手の席は元のモデルのまま回しました。この時、設定ファイル(settings.json)の 1 行は元のままだったので、その監督の席を立て直すと元のモデルに戻りました(社の実測 2026-09-20)。

表の 1 段目のとおり、/model の切り替えが「その回だけ」で終わる道はいくつもあります。選ぶ画面で s を押した時のほか、案件の設定や組織の管理設定に model が書かれていれば、起動のたびにそちらが当て直されます(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。そこで当社は、役ごとに置き分けるなら、その席を立てる時のモデルの指定(--model)か、設定の 1 行を変える、としました(社の実測 2026-09-20)。既定値は書いて上書きしないと戻る、という話そのものは Claude Code の設定 の頁にまとめています。

監督の席の中から子を起こして作業を割る場合は、子の定義の model に書くか、環境変数 CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL で、モデルを指定していない子の既定を決められます。定義に書いた model のほうが優先されます(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た「環境変数」の節)。親と子の割り方は Claude Code のサブエージェント の頁にあります。

使いたいモデルで、席を置く機体が決まる

口座ごとに使えるモデルが違うので、当社では、ある役(操縦の席)に特定のモデルを使いたい時は、そのモデルが使える口座の機体にその席を置きます。どの機体にどの席を置くかは口座とモデルの組み合わせで決め、固定の割り振りにはしていません(社の決め 2026-09-19)。公式の説明でも、組織の制限で外されたモデルや、口座で使えないモデルは選べない、とされています(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。上限に当たって止まった時の見分け方は Claude Code のコマンド の頁に任せます。

切り替えの画面が出ている間、席は止まる

認可の処理などを読ませた席で、モデルの切り替えを勧める 4 択の画面が出て、席が無言のまま約 1 分止まりました。選択の画面が出ている間は、外から送った頼みが届きません。送ろうとすると拒まれ、本文は 1 字も送られませんでした。選択肢に答えると解け、画面が実行中の表示に戻ったのが解けた証拠でした(社の実測 2026-09-24)。

公式の文書にも、モデルの切り替えで確かめの画面が出る場面が書かれています。

  • /model で替える時、手前の応答の控え(キャッシュ)がまだ温かいと、切り替えてよいかを聞かれる(公式のプロンプトキャッシングの説明・2026-10-26 に見た)
  • 安全のための分類器が頼みに警告を付け、モデルを切り替える事になる時、以後は自動で切り替えるかを聞かれる事がある。警告は情報セキュリティの内容に多く、作業場所の内容だけで出る事もある(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た「自動モデルフォールバック」の節)

人が画面の前にいない席ほど、この止まり方は外から見えません。当社では、席が無言のまま動かない時は、まず画面に選択肢が出ていないかを見て、出ていれば答えて解き、実行中の表示に戻った事を確かめてから次の頼みを送ります(社の実測 2026-09-24)。

よくある質問

Claude Code で選べるモデルの一覧は?

別名で言うと opus・sonnet・haiku・fable・best と、文脈の窓を広げる opus[1m]・sonnet[1m]、計画と実行で切り替える opusplan です。版まで入った完全なモデル名も書けます(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。今の口座で選べる物は、/model を名前なしで打って開く画面で見られます。

今使っているモデルはどう確認しますか?

会話の中で /status を開くと、口座の情報と一緒に今のモデルが出ます。ステータスラインを設定していれば、そこにも出ます(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。当社は、席のモデルを替える案を立てる前に必ずここを見ます。替えるつもりの席が既に替わっていた事があるからです(社の実測 2026-10-06)。

おすすめのモデルはどれですか?

順位ではなく、その席の役で選びます。配って判断する席か手を動かす席か、そのモデルがその口座で使えるか、今何で動いているか、の 3 つで決めます。公式の説明も opus は複雑な推論、sonnet は日常のコーディング、haiku は単純な作業と、役で書き分けています(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。

席ごとにモデルを使い分けるには?

席を立てる時に claude --model <名前> で指定するか、設定の 1 行を変えます。/model の切り替えは、その回だけで終われば立て直した時に戻ります(社の実測 2026-09-20)。/model の Enter はホームの設定に書くので、同じ機体の他の席の既定まで変わる点にも気をつけます(公式のモデル設定の説明・2026-10-26 に見た)。

モデルを替えたら、席が動かなくなりました。

モデルの切り替えを聞く選択の画面が出ていないかを見ます。当社では 4 択の画面が出たまま席が約 1 分止まり、その間は外から送った頼みが届きませんでした。選択肢に答えると解けました(社の実測 2026-09-24)。

出典

  1. Claude Code 公式のモデル設定の説明 https://code.claude.com/docs/ja/model-config(2026-10-26 に見た・https://docs.claude.com/ja/docs/claude-code/model-config から移った先・別名の一覧・替え方の強い順・/model の Enter と s・現在のモデルの確認・サブエージェントのモデル・自動モデルフォールバック)
  2. Claude Code 公式のプロンプトキャッシングの説明 https://code.claude.com/docs/ja/prompt-caching(2026-10-26 に見た・「モデルの切り替え」の節)
  3. 社の決め 2026-09-19(口座ごとに使えるモデルが違うので、使いたいモデルが使える口座の機体に席を置く・固定の割り振りにしない)
  4. 社の実測 2026-09-20(監督の席 1 つだけを /model で替え、設定の 1 行が元のままなので立て直すと戻った)
  5. 社の実測 2026-09-24(モデルの切り替えを勧める 4 択の画面で席が約 1 分止まり、外からの頼みが届かなかった)
  6. 社の実測 2026-10-06(監督の席のモデルを替える案は、既に替わっていて減る見込みが 0 のため却下)